Zehnder Comfohome ヒートポンプ式全熱交換換気システム

究極の快適を、ひとりでやってのけます。

Zehnder Comfohomeは、パッシブハウスに代表される超高断熱高気密住宅との親和性を第一に設計・開発された換気と空調のどちらも兼ね備えた、まったく新しいシステムです。

超高性能エコハウスを省エネルギーで、且つよりシンプルなシステムで快適にするか。

その過渡期とも言える現代の空調黎明期において、Zehnder Comfohomeは、多くの機能性と高い操作性を備えながらも非常にコンパクト。それもたった一台で究極の快適を提供します。

人と環境に優しい快適を常に考えています。

世界中で採用され、3,000件を超えるパッシブハウスの快適な暮らしを支えています。

Zehnder Comfohomeは、その様々な観点から得たフィールドレポートを活かした第2世代モデル。
さらなる性能向上のみならず、細やかで無駄のない運転制御で環境負荷低減にも寄与しています。
床面積150m2のパッシブハウスをユニット1台でカバーできる高い性能が認められZehnder Comfohomeは、Passive House Institute(PHI)認証を取得しています。

栗東パッシブハウス 設計/KEY ARCHITECTS

小ささからは、想像もできないほど万能です。

換気と冷暖房。それぞれ別々の機器が分担してきたこれまでの仕組みとは異なり、Zehnder Comfohomeは、熱交換換気・暖房・冷房・除湿・空気清浄をひとまとめに引き受けます。また可変バルブ機構により細やかな風量制御、外気が快適な場合には自動的にERV(全熱交換素子)を介さず直接部屋へ届けるバイパス機能も備えています。

この静けさは、発明です。

最新の高性能ブラシレスモーターファンを採用しており、細やかな制御だけでなく高い静粛性と耐久性を確保しています。さらにZehnder Comfohomeは、換気風量で快適を実現できるよう開発されているため気流を感じにくく、静かで自然な空気を送り届けます。

自動モード

操作に迷ったらこのモードを活用してください。

屋外の新鮮な空気の温度・湿度を読み取り、快適を維持するために必要な最良の運転を行います。

室内の温湿度は実際に生活する高さの範囲を検知。人が感じる温湿度にとても正確なため、より快適で新鮮な空気を提供します。

シーンモード

よりユーザーフレンドリーな操作を可能にしたシーンモード。

在宅中や、より静かにすごしたい「静音」、外出のときは「外出」など場面を想定した運転をします。またシーンに応じた細やかなセッティングも可能です。

換気モード
屋外の新鮮な空気(OA)は、室内排気(RA)とERV(全熱交換素子)内部で効率的にエネルギー(顕熱・潜熱)が回収・交換されます。さらにF7フィルター*で微粒子が取り除かれて室内へ給気されます。汚れた空気は熱回収後、屋外に排出されます。この際、還気(REC)は作動しません。

* 0.4μm集塵率80%以上、PM2.5集塵率85%

空気清浄モード

室内の汚れた空気や臭いなどを積極的に取り除きたいときに有効。還気(REC)が作動して最大600m3/h という大風量で空気を動かし、F7フィルターで素早く空気を清浄します。このモードにおいて換気モードは作動しており、屋外からの新鮮な空気と交わりながら給気されます。

冷暖房 + 換気モード

Comfohome だからこそできる機能。換気モードによって熱交換と空気清浄された新鮮な空気(OA)は、還気(REC)と交わります。そして給気される直前にヒートポンプ技術で効率的に冷却(または加熱)させ、空気を適温に調整して室内に給気します。ルームエアコンとは異なり、新鮮な空気を常に供給し続けることが可能なため、室内の空気を高品質に維持しながら冷暖房が行えます。

除湿 + 換気モード

換気モードによって熱交換された新鮮な空気(OA)は、還気(REC)と交わります。そして給気される直前にヒートポンプ技術により最適な湿度まで除湿して給気可能。このとき梅雨時期など外気温があまり高くないシーズンにおいては、除湿による温度低下により肌寒さを感じてしまいます。それを防ぐために再熱機能を搭載*。これにより温度を維持したまま除湿ができます。また室内の空気品質を改善しながら、除湿を行えます。

* ヒートポンプ式・電熱線式が選択できます。

強制冷暖房モード

換気モードの機能を止めて還気(REC)のみを作動させて行う冷暖房方式。急速に冷房・暖房を行いたいときに用います。ただし屋外からの新鮮な空気を取り入れないため長時間の利用はおすすめしません。

強制除湿モード

換気モードの機能を止めて還気(REC)のみを作動させて行う強制除湿方式。強制的に素早く除湿を行いたいときに用います。ただし屋外からの新鮮な空気を取り入れないため長時間の利用はおすすめしません。

ここまでできるなんて、ほんとうに驚きです。

ERV(全熱交換素子)にはZehnderが誇るコア技術、Comfo膜が使われています。

これまで全熱交換素子の多くは紙素材であり、湿りやすくカビが発生しやすいうえ、簡単にホコリを取り除くことが困難な環境にさらされるため、数ヶ月後には交換または使用を停止をしなければならず、そのため衛生面やランニングコストが課題でした。

高分子ポリマー製のComfo膜はZehnder 独自の素材。熱、水蒸気を高い交換効率で回収できるだけでなく、水洗いが可能で膜表面の抗菌加工により細菌の増殖を抑制します。

また空気中の湿度、蒸気はComfo膜によって気圧が高い側から低い側に浸透することができ、反対に空気及びその他の物質(臭気・汚染物質)は透過できないため安全です。*

夏場は屋外空気の湿度が室内より高い傾向となり、水蒸気がComfo 膜によって排気側に浸透する作用により取り入れた屋外空気の湿度が下がり、除湿時の負荷を低減します。

冬場は屋外空気の湿度が室内より低いため、排気側の水蒸気はComfo膜を通じて給気側に浸透。この作用により、給気の湿度が高められ加湿時の負荷を低減します。

顕熱型と比較しても快適で省エネルギーなComfo膜は、理想のエネルギー回収素材です。

* 除湿運転時を除く

Comfo膜の特長

  • 高分子ポリマー製、高い顕熱と潜熱の交換効率、顕熱交換率80%、潜熱交換率48%
  • 水洗い可能
  • 結露が生じない
  • 臭気、汚染物質及び有害物質が排気側から給気側に浸透することを防ぐ
  • 高気密性
  • 抗菌仕様により細菌の繁殖を抑制する
  • 合理的な通気経路設計により、圧力ロスを最小限に抑える
  • 凍結予防温度が通常の0度より低い
  • 凍結に対する一定の許容度を持つ効率
  • 長期的に安定した全熱交換効率を維持することが可能

素材から違います。

Comfo膜は顕熱(けんねつ)*および潜熱(せんねつ)*のどちらも高い熱回収率を誇ります。併せて水蒸気を透過できるため夏場における除湿運転の低減、冬場における過乾燥の低減に貢献します。またガス、臭気、その他の汚染・有害物質は透過できない構造をしており、汚染や臭い移りを防ぎます。

* 顕熱と潜熱
空調において物質を冷却または加熱する場合、「温度の変わる熱」と「変わらない熱」の2種類があります。温度が上昇下降する時に変化する熱を「顕熱」、顕熱に対して蒸発・融解・凝縮・凝固など、状態が変化するだけで温度の変わらない熱を「潜熱」といいます。

防御力が違います。

Comfo膜の表面は細菌繁殖を抑制する抗菌加工が施されており、ISO規格の抗菌基準に準拠しています。

高機能な操作性を指先でスマートに。

Zehnder Comfohomeの操作はタッチパネル。直感を大切にしたUIデザインで簡単に操作できます。様々な機能を細かく設定できる画面構成、状態がひと目で分かる画面レイアウトなど使いやすさも大切にしました。Comfohome の運転状況をグラフで表示したり、インターネットと接続すればスマートフォンから温度などの状況確認や遠隔操作が可能です。

はたらく割には、お手入れ簡単。

Zehnder Comfohomeは、運転状況、フィルターの目詰まり具合を判断して操作画面にフィルター交換時期をお知らせ。新しい専用フィルターを入れ替える簡単お手入れ*1
維持管理費用は少しかかりますが、フィルターを継続利用するため行う煩わしい清掃、本体及びダクト内に与える衛生面を考慮すると十分な費用対効果があります。
またERV(全熱交換素子)は水で洗えて、繰り返し利用できます*2

*1 交換時期の目安は約6ヶ月ごと。使用頻度により時期が異なる場合があります。その他のメンテナンスにつきましては取扱説明書にてご確認ください。
*2 メンテナンス時期の目安:約2年ごと。

システム構成

SPEC型式:CHM200CA35R00A20

冷房 定格能力 3.5kW
能力範囲 0.9〜4.1kW
定格消費電力 1,150W
暖房 定格能力 3.8kW
能力範囲 0.9〜5.8kW
定格消費電力 1,200W
最大消費電力 2.8kW
冷媒の種類 R410a
冷媒の充填量 1.1kg
最大仕様圧力 42bar
使用電源(定格電圧/ 周波数) 200〜220V 50/60Hz
換気風量 200m3/h
排気風量 200m3/h
還気風量 400m3/h
最大風量 600m3/h
除湿量 1.3kg/h
再熱除湿(電熱線選択時) 1.0kW
エンタルピー 70%
熱交換効率 80%
PM2.5集塵効率(F7フィルター) 85%
静圧 排気側 50pa
給気側 100pa
還気側ファン定格消費電力 115W
排気側ファン定格消費電力 25W
最小回路電流 16A
ヒューズ定格電力 25A
室内ユニット外形寸法(W×L×H) 1,350×880×300
室外ユニット外形寸法(W×L×H) 780×289×540
質量 室内ユニット 83kg
室外ユニット 30kg

Zehnderは1895年スイスで設立され、120年余りの歴史を有します。

Zehnderグループの本部はスイスにあり、ドイツ・フランス・イタリア・アメリカ・中国など20ヶ国の地域に研究開発、製造及び販売拠点を設けています。また製造及びサービスは、暖房・冷房・換気・空気清浄・集約制御など多領域に及んでいます。Zehnderは冷暖房業界において先駆けた研究開発を行うことで、優れた技術及び徹底された品質管理を長期にわたり提供しています。

Zehnder Chinaは1995年、北京を拠点に設立。製造工場は敷地面積20万平方メートル、床面積6万平方メートルあり、塗装・自動車溶接・CNC 工作機械などをドイツから取り入れ、年間700万台のラジエーター、地熱ポンプ及び換気ユニット10万台以上を製造しており、冷暖房業界において技術開発・製造ともに国内最大規模を誇ります。

Zehnderは、冷暖房及び建築設備における世界的ブランドです。お客様の健康で快適な室内環境の創造にたゆまなく努め、個人住宅、オフィス、工場、スポーツ施設、商業施設などZehnderの製品が広く多く使われている身近な存在です。

技術と保証

Zehnder Comfohomeは、国内仕様に最適化された日本専用モデル。JIS規格による性能評価試験及び、電気用品安全法におけるPSE適合性検査を受けており安全性に関する技術基準に適合しております。また5年長期保証が付帯しているので、長く安心してお使いいただけます。

導入条件

パッシブハウスにおいて必要換気風量200m3/h以内、床面積150m2の建物にご利用いただけます。またパッシブハウス性能に近い超高性能住宅につきましても一部制限はありますが、導入の検討ができますので初期計画の時点でご相談ください。

超高性能住宅への理解と高い専門性が必要となるため、ご採用いただける設計会社・建築会社につきましては、一般社団法人パッシブハウス・ジャパンの加盟会員様に限らせていただきます。その他の団体様においての採用につきましては、事前にご相談ください。

設計・計画・施工には所定の規程がございます。詳細につきましてはお問い合わせください。