「衣食住」という言葉があります。「住」は人をあらゆる災害から守り、安心できる空間を提供し続け、常に新鮮な空気を送り届けなくてはなりません。「食」の美味しさや楽しみ、「衣」の纏うことによる満足や歓びとは異なり、役割がとても広範囲でシビアなものです。故に誰でも出来る仕事ではないということにも納得いただけると思います。当社は創業以来、技術向上を信条により良い住まいを建築するべく、あらゆる分野に挑み続けています。その鍛錬の成果はいよいよ際立ってきており、建物単体で性能を評価するのではなく周辺環境から受ける影響をも反映して真の性能を発揮するまでに至っております。
なぜそこまでするのか。
それはひとえに安心と快適は当然のものとして提供し、お客様には「自分達らしさ」を表現する家づくりに専念できる環境を提供したいという想いに他なりません。タナカホームの住まいには、本当の安心があります。そう言えるのも挑み続ける65年があり、造り続けた65年があるからです。
タナカホームの家で育ったお子様やお孫様が、時を経てご自身の家づくりも当社にご依頼いただく機会が多くございます。いい家を求める人、いい家を造る我々がいつの時代でも存在した結果であり、その家で綴られる日常がもたらした感覚は時と共に厚く刻まれ、次世代に引き継がれているのだと思います。それは住まう人からいただいた、最大の栄誉だと思っています。
いい家は人を豊かにする。そして未来をつなぐ。
関わる人のみならず、地域の未来までも豊かなものにしてくれると信じて、私たちは今日もいい「住」を造り続けています。